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Chapter-15 ほしのていしの しんじつ 後編





【くろのもり】



【くろのもり おくち】

チ「ここに・・・・・・
セレビィが いるの?

ジュプトル「そうだ。
まえに であったのも ここらへんだった。

ジュプトル「『やみのディアルガ』に
このばしょを しられていたら・・・・・・

ジュプトル「セレビィは ここから
もう にげてるだろうが・・・・・・

ジュプトル「まだ しられてないようで
あれば・・・・・・

ジュプトル「セレビィは きっとまだ
ここにいるに ちがいない。

ジュプトル「おーい! セレビィ!

ジュプトル「オレだ! ジュプトルだ!

ジュプトル「いるなら すがたを
あらわしてくれ!

チ「・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・でて・・・こないね・・・・・・。

チ「やっぱり・・・・・・
『やみのディアルガ』に おわれて・・・・・・
にげられちゃったのかな・・・・・・。

チ「ま まさか・・・・・・

チ「もう ディアルガに・・・・・・
つかまってたりしたら・・・・・・。

*「つかまるですって?

チ「わっ!
どっからか こえが!?

チ「・・・・・・・・・・・・。
なにも きこえないね。

チ「さっきのは・・・・・・
きのせい だったのかな・・・・・・。

*「ウフフフッ!
きのせいじゃ ないわ!

*「わたしが つかまるですって?

*「しつれいね!
わたしが つかまるなんて・・・・・・

*「ぜったい ありえないわ! ウフフフッ!

Chapter-15 ほしのていしの しんじつ 後編_f0139714_17263567.jpg


*「おひさしぶりです。
ジュプトルさん。                         色違いかよwwwしかもピンクwww

ジュプトル「ああ ひさしぶりだな。
セレビィ。

チ「ええっ!?
こ これが セレビィ!?

セレビィ「ちょっとー キミねー。

セレビィ「わたし あなたに コレよばわり
されるスジあいは ないんだけど・・・・・・。          まったくだw

チ「あ・・・・・・ああ ゴメン。

チ「じかんを こえる ちからを
つかうって きいてたから・・・・・・

チ「なんか ものすごい
ポケモンを そうぞうしてたんだけど・・・・・・。

セレビィ「しつれいね。みためで
はんだんするんは よくないわよ。

セレビィ「でも・・・・・・ゆるしてあげる。            うはwwwかわいいww

セレbィ「だって それって・・・・・・

セレビィ「わたしが おもいのほか
かわいくて とくべつって ことでしょ?
ウフフ!                               面白い性格だなw

チ「ま・・・まあ・・・・・・。

ジュプトル「セレビィ。
また ちからを かしてほしいんだ。

セレビィ「わかってます。

セレビィ「こうやって ジュプトルさんが
また やってきたってことは・・・・・・

セレビィ「かこのせかいで しっぱいしたから
もどってきたんでしょ?

ジュプトル「うっ・・・・・・まあ そうだが・・・・・・。

セレビィ「しっかりして くださいよね。
わたし もうイヤですから。

セレビィ「こんな くらいせかいで
いきていくのは もう。

ジュプトル「わるいが むだぐち たたいてる
ヒマは ないんだ。

ジュプトル「ヤミラミに おわれている。

ジュプトル「はやく いかないと ここにも
めいわくを かけてしまう。

セレビィ「ウフフ! だいじょうぶだすよ。
しんぱいしないで。

セレビィ「わたし ヤミラミが きたって
どうってこと ないですから。

セレビィ「それに もし ほしのていしを
くいとめることが できて・・・・・・

セレビィ「この あんこくの せかいが
かわるなら・・・・・・

セレビィ「わたしも いのちを かけて・・・・・・
ジュプトルさんに きょうりょくします。

ジュプトル「それで・・・・・ときのかいろうは?

セレビィ「はい。
ちかくに あります。

セレビィ「このもりを こえた たかだいの
うえに ときのかいろうは あります。

ジュプトル「よかった。
はやく あんないしてくれ。

セレビィ「はい!

セレビィ「こんかい ときのかいろうを
わたるのは この3びきですか?

ジュプトル「ああ。そうだ。

ワニノコを見ながら

セレビィ「あら? そっちのコは?・・・・・・。

ワ(な・・・なんだ?・・・・・・。)

セレビィ「・・・・・・・・・・・・・・・・。

セレビィ「いえ。まさかね・・・・・・。

ジュプトル「どうかしたのか? セレビィ。

セレビィ「ううん。なんでもないです。

セレビィ「では みなさん。
いきましょう。ときのかいろうへ。


チ「ねえ ジュプトル。

チ「その・・・・・・
ときのかいろうって なんなの?

ジュプトル「ときのかいろうは
セレビィの ときわたりに つかわれる
かいろうで・・・・・・

ジュプトル「じくうを けおることができる
ひみつのみちだ。

セレビィ「ちいさな ときわたりだったら
わたしでも いけるんだけど・・・・・・

セレビィ「じだいを おおきく こえるような
ときわたりは・・・・・・ときのかいろうを
つかわないと いけないの。

チ「じゃ じゃあ
ワタシたちも そのかいろうを
とおれば・・・・・・。

ジュプトル「ああ。
かこへ もどることができる。

セレビィ「あっ! みえてきました!

セレビィ「あそこが たかだいへ
つうじる いりぐちです。

セレビィ「ときのかいろうは
あそこの うえに あります。

ジュプトル「よし。
じゅんびが できたら すぐに
しゅっぱつしよう。



ジュプトル「よし。しゅっぱつだ。

ジュプトル「ときのかいろうまで
たどりつこう。

ジュプトル「いくぞ。

【もりのたかだい】



セレビィ「あっ! みえてきました!

セレビィ「あそこです!

チ「あれが・・・・・・
ときのかいろうなの?

ジュプトル「そうだ。
あれが ときのかいろうだ。

ジュプトル「あそこを とおって
オレは かこに いったんだ。

ジュプトル「ときのかいろうの とびらを
あけられるのは セレビィだけだ。

ジュプトル「早速とびらを
あけてくれ。

セレビィ「はい。

*「まてッ! そこまでだッ!                       はいはいヨノワールヨノワール

ジュプトル「こ・・・この こえは!?

チ「ま まさか・・・・・・。

*「オマエたち。ひさしぶりだな。

ジュプトル「ヨ ヨノワール!

チ「ヨノワールさん・・・・・・。

ヨノワール「だいぶ にげまわった
ようだが・・・・・・

ヨノワール「ざんねんながら・・・・・・
もう おしまいだ。

ヤミラミ「ウィィィーーーーーーーーッ!

チ「ヤ ヤミラミも・・・・・・。

ジュプトル「フン。
そういうことか ヨノワール。

ジュプトル「オレたちを わざと
およがせて・・・・・・

ジュプトル「セレビィまで
とらえたかったってことか・・・・・・。

チ「ええっ!?
じゃあ ワタシたち・・・・・・

チ「ずっと あとを
つけられてたってこと?

ジュプトル「フン。こんなことに
なるとはな。

ジュプトル「わるいな。セレビィ。

セレビィ「あら? あやまるなんて
ジュプトルさんらしく ないですよ。

セレビィ「それに わたしが
つかまると おもいます? ウフフ!

ジュプトル「オマエたち!
たたかう じゅんびは できてるか!

チ「えっ!?
あ・・・・・・も もちろん!

ジュプトル「ここは きょうこう
とっぱするぞ!

ジュプトル「アイツらを けちらし・・・・・・
ときのかいろうに とびこむ!

チ「わ わかった!

ヨノワール「フッ ていこうするのか?

ヨノワール「ムダなことは やめろ。
オマエたちに かちめは ない。

ジュプトル「そんなこと・・・・・・
やってみなきゃ わからないだろ!

ジュプトル「ヨノワール!
オマエが あいてだろうがな!

ヨノワール「ジュプトル。
ここに きたのは わたしだけだと
おもってるのか?                          まさか・・・ディアルガも?

ジュプトル「な なにっ!

ヨノワール「ディアルガさま。

チ「うわっ!
あたりが きゅうに まっくらに!?

グオオオオオオオォォォォォーーー!

チ「うわああぁぁっ!

ジュプトル「あ・・・あれはッ!

チ「ジュプトル!
あれは なんなの!?

ジュプトル「あれは・・・・・・
やみの・・・・・・やみのディアルガだ・・・・・・。

チ「ええーーーーーーーーーっ!?
あれが!?

チ「あれが・・・・・・
やみのディアルガなの!?

ヨノワール「どうした? ジュプトル。
さっきの いせいのよさは?

ジュプトル「ぐっ・・・・・・。

セレビィ「ジュプトルさん・・・・・・。

ジュプトル「・・・・・・・・・・・・。
ううっ もはや・・・・・・ここまでか・・・・・・。

チ「ええっ! どうして!?

チ「たたかうんじゃ
なかったの!?

ジュプトル「ム ムリだ・・・・・・。
ヨノワールだけなら ともかく・・・・・・

ジュプトル「ディアルガが あいてでは
とても かなわない。

ジュプトル「オマエたちも よく
がんばってきたが・・・・・・

ジュプトル「すまないな。
ここで おしまいだ。

チ「そ そんな!

ジュプトル「こうさんだ。ヨノワール。

ジュプトル「すきにしろ。

セレビィ「ジュ ジュプトルさん!                   油断させようとしてる?

ヨノワール「どうした ジュプトル。

ヨノワール「オマエにしては やけに
あきらめが はやいな。

ジュプトル「まあな。
たしかに オレは あきらめたが・・・・・・

ジュプトル「しかし・・・・・・
まだ きぼうは ある。

ジュプトル「セレビィも しってると
おもうが・・・・・・。

ジュプトル「あのとき・・・・・・
ほしのていしを くいとめるために
かこに いったのは・・・・・・

ジュプトル「オレだけじゃない。
もうひとり いる。

チ「ええ~っ!?
ワタシたちの せかいに いったのは
ジュプトル1ぴきだけじゃ なかったの!?

ジュプトル「そうだ。
オレには あいぼうが いた。

ジュプトル「オレは そいつと いっしょに
かこへ むかったのだ。

ジュプトル「ただ ときんかいろうを
とおっているときに トラブルがあり・・・・・・

ジュプトル「オレたちは たがいに
はぐれてしまったのだ。

ジュプトル「アイツは まだ かこの
せかいに いるはずだ。

ジュプトル「だから たとえ オレが
いなくなっても・・・・・・

ジュプトル「アイツが きっと オレの
かわりに しめいを・・・・・・

ジュプトル「ほしのていしを くいとめて
くれるに ちがいない。

ヨノワール「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ヨノワール「フフッ フフフフフ・・・・・・。             さぞいい気分だろうなヨノワール

ジュプトル「・・・・・・な なにが おかしい?

ヨノワール「フッ オマエの ほかにも
かこへいったヤツが いるというが・・・・・・

ジュプトル「ちなみに ソイツの
なまえは?

ヨノワール「ソイツの なまえを
いってみろ。

ジュプトル「きいて どうするんだ?

ヨノワール「なんだ。いえぬのか。

ジュプトル「そんなことはない。
なまえは ハンス。                          (´゚д゚`)

ジュプトル「オレの しんゆうだ。

ワ(・・・・・・な!)

チ「なんだってっ!?

チ「ジュプトル!
ハンスだってっ!?

チ「ここにいるのが
ハンスだよ!?

ジュプトル「なんだって!?

ジュプトル「オマエが・・・・・・
ハンスだと?

ジュプトル「・・・・・・・・・・・・いや。ちがう。

ジュプトル「オレの しっている
ハンスは ポケモンじゃない。

ジュプトル「オレの しっている
ハンスは・・・・・・ニンゲンなんだ。                      おいおい;

チ「ええーーーーーーーーーーっ!!?

ヨノワール「ワハハハハハハハッ!
そのとおりッ!

ヨノワール「ジュプトルよ!
そこにいるのは ハンスに
まちがいない!

ジュプトル「なにィッ!?

ヨノワール「そいつは もともと
ニンゲンだったのだ!

ジュプトル「な なんだとッ!?

ヨノワール「ディアルガさまが わたしに
あたえた しめい・・・・・・

ヨノワール「それは かこにいった
ジュプトルと ハンスを
けすことだった。

ヨノワール「そして オマエたち2ひきを
おって タイムスリップしたのだ。

ヨノワール「かこのせかいに いった
わたしは じょうほうを あつめながら
オマエたちを さがしていた・・・・・・。

そして あるとき
メモリーズに であった

【回想】

ヨノワール「おお あなたたちは
たしか ギルドの。

チ「うん。
ワタシたちは メモリーズ。

チ「ギルドで はたらいてるの。
よろしくね!

ただ あのときは
なにも かんじなかったが・・・・・・

チ「ぐうぜん ゆめをみて・・・・・・

ヨノワール「ん? ゆめ?

ヨノワール「ゆめって どういうもの
なんですか?

じくうのさけびの はなしを きいたとき
まさかとは おもったが・・・・・・

わたしのなかに ある かんがえが
めばえ はじめたのだ

そして・・・・・・

チ「うん。そのとき
おぼえていたのは じぶんの なまえと・・・・・・

チ「もともとは ポケモンでなく
ニンゲンだったって ことみたい。

ヨノワール「ええ~っ!?
ニ ニンゲンッ!?

なんと もともとは ニンゲンで・・・・・・
しかも きおくがないと いうじゃないか

じくうのさけびを もつ ニンゲン・・・・・・

わたしは かくしんした!

ヨノワール「あなたは・・・・・・

ヨノワール「あなたは じぶんの なまえは
おぼえていると おっしゃって ましたよね?

ヨノワール「して・・・・・その・・・・・・
その なまえは?・・・・・・。

ハンスは じぶんの なまえを
ヨノワールに つたえた

ヨノワール「!!・・・・・・

ヨノワール「ハンス・・・・・・さん・・・・・・。

チ「どうお?
なにか わかったの?

ヨノワール「・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや。

ヨノワール「ざんねんながら・・・・・・なにも・・・・・・。

ワ(・・・・・・あ あれ?)

ワ(・・・・・・いま かすかに・・・・・・)

ワ(かすかに ヨノワールさんが・・・・・・
わらったような・・・・・・。)

ワ(・・・・・・きのせいかな?・・・・・・。)

まちがいない!

コイツこそ わたしが おっていた
ハンスだったのだ!

【回想終了】

ヨノワール「ハンスが きおくを
うしない・・・・・・

ヨノワール「ポケモンに なって
しまったのは・・・・・・

ヨノワール「おそらく タイムスリップちゅうの
じこか なにかで そう なったのだろう。

ヨノワール「とにかく ハンスが
きおくを うしなったのは ラッキーだったよ。

ヨノワール「わたしを みても
わからないワケだからな。

ヨノワール「コイツらは このまま
しんようさせて おけば・・・・・・

ヨノワール「いつでも みらいへ
つれていける。

チ「ううっ・・・・・・
ヨノワールさんは やっぱり・・・・・・。

ヨノワール「あとは ジュプトル。
キサマさえ なんとかすれば よかったのだ。

ジュプトル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ワ(じぶんは みらいの ニンゲン
だった?・・・・・・。)

ワ(しかも ジュプトルの あいぼうとして
ほしのていしを くいとめるために・・・・・・)

ワ(ルーナがいるせかいへ やって
きたって?・・・・・・。)

ヨノワール「ジュプトルと ハンス。
2ひきは いま ここにいる・・・・・・。

ヨノワール「オマエったいを たおせば
すべてが おわる。

ヨノワール「ジュプトル。 オマエの
はかない きぼうも ふくめて・・・・・・

ヨノワール「すべてがなッ!
ワハハハハハハハハハハハハハハハハッ!                 そうかお前は死ね!

チ「うう・・・・・・ヨノワールさん・・・・・・。
いや・・・・・・

チ「ヨノワール!                       やっと「さん」付けじゃなくなったかw

ヨノワール「フッ
かくごは できてるようだな。

チ「ジュ ジュプトル!

チ「ハンス!

ヨノワール「きえるがよい!

ヨノワール「これが オマエたちの・・・・・・
さいごだッ!

ヤミラミ「ウイイイイイイイーーーーーッ!!

チ「ううっ・・・・・・。

チ「ハンス! ジュプトル!
あきらめちゃ だめよ!

ジュプトル「くっ・・・・・・
あきらめるなと いうが・・・・・・

ジュプトル「このじょうきょうを
どうするというのだ!?

チ「だから なにか
かんがえなきゃ!

チ「そ そうだ!

チ「セレビィ! ときわたりで
ときのかいろうに とびこむことは できる?

セレビィ「ディアルガが いるから
むずかしいわ。

セレビィ「ディアルガは じかんポケモン・・・・・・。

セレビィ「ときわたりを つかっても
すぐに やぶられてしまうわ。

チ「ちょっとだけでも
じゅうぶんよ! おねがい!

ヨノワール「かかれぇーーーーーーーッ!!

ヤミラミ「ウイイイイイイイーーーーーーーッ!!

セレビィ「ときわたりッ!

ヤミラミ「ウイイィ?・・・・・・。

ヨノワール「き・・・きえたっ!?

ヨノワール「ディアルガさまッ!

グオオオオオオォォォォォーーーッ!!

Chapter-15 ほしのていしの しんじつ 後編_f0139714_1727516.jpg


チ「ああっ!
ときわかりが やぶられたっ!

ヨノワール「そこかッ!

チ「ときのかいろうまで
もうすこし だったのに!

セレビィ「いま とびこめば
まにあうわ!

セレビィ「さあ!
ときのかいろうに はやくっ!

チ「セ セレビィは!?

セレビィ「わたしなら だいじょうぶ!
ぜったに つかまらないって
いったでしょ!?

セレビィ「かならず ほしのていしを・・・・・・
れきしを かえてね!

ジュプトル「すまない!

チ「ありがとう! セレビィ!

ヨノワール「にがすかっ!

ヨノワール「くっ・・・・・・。
by akyureiru | 2007-05-15 10:28


ポケモンはウチにとっての癒し


by akyureiru

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